1998年05月(下旬)

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1998年5月21日(木)

今日も残業(T_T). でも,睡眠時間を1時間増やしたので,何とか乗り切れた.

僕の仕事って流れてくる部品の検査なので,就業時間中の頑張りぐあいと残業の有無に相関関係がないんですよね….

サスペンドしていた(^_^; White Album の続き. で,バッドエンド(T_T)

はるか,マナの二股がけを軸に進めたのが悪かったのか,最後に美咲さんにふらふらと転んだのが敗因か….

1998年5月22日(金)

週末,また豊田市に戻ってくる. メールがいっぱいたまっています(T_T). 早く工場実習先での接続を確保しないと….

工場のある街でもグレ電を見かけないし(ほとんど探してませんけど). 許すまじ,碧南市!

知らない外国の人からメール. 何だろう…と思ってみてみると,Libretto のフロッピー用のドライバを書いたという内容. (前に私が書いた英語の Libretto ページを検索エンジンで引っかけた模様)

おおっ. しかもドライバのバイナリ(Linux 用のモジュール)も添付. メールによるとメーカーとの守秘義務の関係でソース公開はできないみたいですが.

で,試してみたい,試してみたいんですが,実は Libretto のフロッピーは後輩に売り飛ばしちゃったんですぅ〜.. というわけで,代わりに誰か試してみませんか?

セガの新マシンの話がなんだか盛り上がってますねー. Dreamcast ですか. ちょっと呼びにくい名前のような気がしますけど,どうなんでしょう.

給料明細が来ました. 今月は,年金が引かれ始めたため,先月と比べて無茶苦茶少ないです(って言うか,本当はこれが標準なんでしょうけど….). 工場関係の手当は翌月払いだそうだし.

ちなみに手取りで160k円也.

結局,物欲発揮予定も下方修正(T_T).

でも,明日は大須だぞ,と.

1998年5月23日()

今日は夕方から大学の先輩と名古屋で飲み.

ということで,昼ごろから大須に出撃. DNS&BIND, ノート用ディスクのデスクトップマシンへのマウンタ,携帯電話用の通信カードを購入.

ということで,飲み. やっぱり,違う分野の仕事をしている方との話はいいですねぇ.

解散の後,S井に迎えにきてもらう. そのままビリヤードへ.

1 時間やって,戦積は…全敗(T_T). 自分の専用キューが欲しいとか言ってるやつにド素人が勝てるか!

1998年5月24日()

今日は天気も悪いので,寮でごろごろ. DNS&BIND を久しぶりに読んでみたり, samba のバージョンアップをしたり, 自分の寮の部屋ローカルの検索エンジンをメンテしてみたり.

昼食のついでに散髪.

夕食後,工場の寮へと帰還. 雨が降ったりやんだりで嫌な感じ.

今回は暴走族には遭遇しませんでした(^_^;

White Album. 美咲さんエンディングをもう一度. (前の時は学園祭イベントを飛ばしてたので.)

1998年5月25日(月)

今日は朝から安全講習だし, (僕が働いている)検査ラインには今日休んでいる人がいるし, いきなり残業の予感.

ちなみに安全講習というのは,自衛隊系と言うか体育会系と言うか,とにかく気合い入れみたいなやつの練習. 今日から1日2回,次のようなことをすることになったためです.

班長「今日の行動目標は『始業点検を必ず行う!』」
全員「始業点検を必ず行う!」
班長「では,タッチ&コールを行う.『始業点検よし!』」
全員「始業点検よし!始業点検よし!始業点検よし!」

てな感じ. これにはちゃんとポーズもついています(^_^;

就業時間の終わり頃,やはり残業の指示が. しかも2時間(T_T).

なんかプロレタリア文学を読みたい気分. 「自動車絶望工場」でも読もうかな….

しかし,みんなで頑張って(というか他のラインからの応援があったから)残業は1時間に抑えたのでした.

White Album. 今日ははるかエンディング. ちょっと散慢な感じのシナリオでした.

基本的には

  1. 兄の死を経て自分自身を壊してしまった,はるか
  2. 冬弥とはるかの,(かりそめの)兄妹のような関係
  3. 冬弥と由綺の別れ

の3つが軸になると思うのですが,イベント数の少なさのためか,はたまた文章量の制限のためか,いずれの扱いも中途半端です. 特に,White Album の枠組においては 3. は外せないと思うのですが,これについてはお粗末と言うしかありません. (音楽祭とその直後のエンディングでは,そもそも冬弥の考えの筋が通っていないんですけど….)

1., 2. についても,言わんとするところは分からないでもないですが,ちょっと消化不良な感じです. これらのテーマはどちらかに絞った方が良かったと思います.

それ以外にも,

あたりは,もう少し練りようがあるんじゃないかと思います.

結論としては,1., 2. で1つの話にはなるが,White Album の枠組の中では大風呂敷を広げすぎということでしょうか. 素材としては結構好きなんですけど….

ちなみに,はるかワールドはいいですねぇ.

1998年5月26日(火)

今日はついに残業2時間で,仕事の終わりは朝3時.

この時間じゃ工場の食堂(食事代半額補助)は閉まってるから,食事もコンビニ弁当だし. これじゃ,学生の時と変わらない….

全く,創造性と縁遠い一日でした. …おやすみなさい.

1998年5月27日(水)

昼起きで,White Album. 今回はマナちゃんシナリオで進めてみる. 個人的な趣味では「こども仕様」は苦手なんだけど,この話はけっこうイケてそう.

げげ. 出勤の時間が迫ってきたのに,マナちゃんが風邪からなかなか復活しない. あー,でも何とか間に合った(^_^;;

というわけで,続きは帰ってから.

今日も仕事は単調. 最近無我の境地に達したのが,自分でも恐い. 8時間働いても,その間の記憶がほとんど無い….

でも,マナのシナリオ後半について考えてみる. 現在のところ,マナの冬弥への依存が描かれているわけですが,マナと冬弥はある意味似たもの同士に見えます.

親に構ってもらえない子供と,恋人に構ってもらえない男.

さらに,病気で子供が倒れても連絡さえつかない親…とくると,仕事で忙しい由綺の姿が重なります. きっと,次の展開は冬弥が風邪を移されて倒れるといったところでしょうか. もちろん,由綺はそれを知りもしないで,冬弥の看病はマナがする,と.

マナと由綺の対決は,マナが冬弥に構っていないことを(自分の親に重ねて)なじるというか,攻撃的に冬弥を横取りするという感じでしょうか.

冬弥がマナに傾く理由は,由綺に会えない孤独感と,似たもの同士としてのマナへのシンパシーに一票.

仕事が終わったので,White Album 続き. 予想通り,冬弥がいきなりダウン. まあ,この辺は見たまんまですもんね.

ヒロイン対決の方は予想と違った形で,マナの冬弥への依存が中心でした. 冬弥の心情がちょっと掴めないんですが,これはこんなものでしょうか. 愛しているとか,そういうセリフがちょっとしらじらしく見えます. この辺りが弱いせいか,エッチシーンへの導入もなんか無理っぽいです. ていうか,普通,そこでいきなり抱くか(冬弥調で).

そして,エンディングは彼女の自立. なかなかぐっとくるものがありますね. かなり由綺が可哀想な気がしますが,これはひとえに冬弥が人でなしだからでしょう(-_-;

1998年5月28日(木)

White Album. 理奈シナリオで進めてますが,矛盾点続出.

情報筋によると,同期で早速(?)交通事故を起こしたやつが出た模様. いきなり突っ込んで来た老人のバイクをかわし損ねて,相手は意識不明の重体だそうで….

さすがにうちの会社じゃ,クルマの人身事故はねぇ…彼に幸あれ.

今日は安全講習で残業. 作業している様子のビデオを見て,問題点をディスカッションするというやつ.

1998年5月29日(金)

やっと5月分の工場実習が終わった…. でも,日程的にはまだ半分来てないのか(T_T).

1998年5月30日()

週末なので,また豊田市に帰ってきて,メールの処理とか. ちょっと無気力モード.

White Album の修正パッチを入手.残るシナリオは弥生さんと由綺だけですが….

って,なかなか get できないと思ったら,サイズが 1.4M もあるんですね(^_^;

1998年5月31日()

今日は香蘭渓の温泉に行く. 露天風呂はいいなあ. 日本文化の極みって感じ.

さらに昨日知り合ったT君にルアーフィッシングに連れて行ってもらう. 丁寧なレクチャーどうもです(^_^). 釣りは10年(以上)振りで,ルアー使うのも初めてなんで,まともに釣れはしなかったんだけど,これがなかなか面白い〜.

White Album. 理奈シナリオ終わり.

前にクリアした時は時間差クリスマスのイベントを飛ばしていた模様. 違うのはそこだけかなあ.

感想ですが,作り自体にアラが目立ちましたね. (他のシナリオのミスが今回のプレイでたまたま露呈した,というのも一部含んでますが.) イベント処理ではクリスマスの英二との対決の扱いも変ですし(「英二と食事」っていったい何なんだ〜),シナリオ面でも,大事なところで取って付けたような展開になってます.

特に,理奈が冬弥に惹かれる動機はともかく,(遅いクリスマスで)一線を越えるきっかけというか動機がちょっと不明. また,兄妹関係,特に理奈の兄への反発の理由がちょっと分かりませんでした. 結局,どうして理奈は兄のことを「あの男」とか言ったりするのでしょうか?

このあたり,ちょっとちぐはぐな感じです.

と文句を書いた後で本題ですが :-),お話としては結構好きです. というわけで,彼女について思ったことをば.

理奈については,次の2つの立場がポイントでしょう.

アイドルとしての自分
英二との関係が象徴している. 英二にプロデュースしてもらい,トップアイドルであり続けることは,現在の彼女のアイデンティティです. また,彼女の中では,兄に見捨てられることとアイドルの地位を失うこととほぼ同義なので,反発しつつも結局は従わざるを得ません. (理奈の兄に対する反発の動機はいまいち分かりませんが,自分を束縛する芸能界自体への反発とも繋がっているのでしょうか?)
歳相応の女の子としての自分
冬弥との関係が象徴している. 業界人じゃなく,フツーの青年である冬弥は,芸能界に閉じ込められている彼女を,一般の人達の側に連れて行ってくれる存在なのでしょう. 彼女とのハッピーエンドの場合には,こちらの立場が選ばれるわけですね.

ところが,どちらの立場に立つにせよ強力な障害があります. それは,由綺の存在です.

由綺は,プロデューサーとしての英二に気に入られ(女性としては愛され),彼に理奈を見限らせてしまいます. (実際には,英二はそんなことは決してしないのでしょうが.) また,冬弥の彼女として,冬弥に向かう彼女の心の前に(倫理的に)立ち塞がります.

そして,行き先を失った理奈の心は…と,こういうのに私は弱いんですね(^_^; 冬弥も,彼女の辛さを知り,彼女の自分への想いに応えてしまったって感じですね.

でも,エッチシーンは何か取ってつけたような感じ…. ノリも何だかイメクラっぽくて,かなりイヤ….

理奈と由綺の対決からエピローグに至る展開は good です. 対決のときに冬弥が蚊帳の外だというのも,なんだかおかしく見えますが,私はこれで正解だと思います. 先に挙げた2つの立場から女の子としての自分を選び,そのように行動したのは理奈自身です. 逆に,冬弥は,物語の最初から最後まで,ひたすら理奈を受け入れ続けただけ. 自分の主体的な選択は何もしていないと言ってもいいでしょう.

ですから,最後に由綺と対決するのも,やはり理奈でなくてはならないわけです. ここで冬弥が出て行っても,どうせ「ごめん…」くらいしか言えないでしょうし(^_^; (そのあたりは喫茶店の会話のまんまですね.)

結局のところ,誉めてるんだか,けなしているんだかよく分からん文章になってしまいましたが,今までの中では一番好きなシナリオです. 調理不足のところが多すぎなので,良い点は決してつけられませんけど….

事故った同期の話ですが,事故の時アルコールが入っていたという未確認情報(単なるウワサとも言う)が.これが本当なら,いきなりクビという線も濃厚か….

交通ルールは守りましょう.

今週からまた早朝から勤務なのに,全然眠れない(^_^; 体が夜勤向けにカスタマイズされてるなあ.

とにかく,こんな日記書いてる場合じゃないぞ(^_^;;;


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TF <tf@denpa.org>
Last modified:Mon, 24 Jun 2002 7:59:40 JST