2016年12月(下旬)

[最新][一覧][12月(中旬)/1月(上旬)]

2016月12月21日(水)

事故の相手から連絡が来ない.面倒だなぁ….

「四間飛車を指しこなす本(3) (藤井 猛)*1

大変ためになった.

帰任する職場のかたのために最後の晩餐.The Last Supper.


*1ISBN: 4309721885

2016月12月22日(木)

マイレージ.あと575ポイント….

Mileage Calculator でいろいろ調べつつ,次の(そして最後の)修行の場を探す.ミラノにしよう.

事故処理.電話,SNS,メールを2回ずつ送ってもまったく返事がこないので,そろそろ警察に相談しないといけないかも…と伝えてプレッシャーをかける.

するとすぐに電話がかかってきた.まったくもう.

市のゴミ捨て場にチャレンジ.入口が難しかったが何とかクリア.

2016月12月23日(金)

9時起床.

ミラノまで日帰り旅行.昨日の夜の思い付きでチケットを取ったけれど,その割には充実した旅だった.

ドゥオーモ,ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア,サン マウリッツィオ教会,サンタンブロージョ教会,スフォルツェスコ城,ブレラ絵画館と回る.お昼は厚くてふわふわのピザ.

最後の晩餐だけは,要予約のため見れなかったのが残念.

「カラマーゾフの兄弟〈上〉(ドストエフスキー)*1

海外暮らしで本が手に入りにくいので,読むのに時間がかかりそうなものを読んでみようということで選ぶ.思った以上に面白くて2日で読んでしまった.

文体に訳書ならではのクセはあるが,宗教・哲学関連の多少の知識があって,なじみのない訳語,ロシア独特の人名呼称に慣れれば一気に読めるレベル.それを越えれば,迫力のある人物描写と,自分自身でいろいろ考えさせられるテーマに引き込まれる.


*1ISBN: 4102010106

2016月12月24日()

9時起床.

風邪気味.今年はまだ来週,これからエジプト旅行に行くので,しっかり休む.

「話してウケる! 不思議がわかる! 理系のネタ全書(話題の達人倶楽部)*1

分厚い割にはさっと流し読みできるのは良いが,いくつか面白いネタもあったが,全般的には一般向けで内容は薄め.しかもいくつかおかしな説明が紛れ込んでいるので注意.ソーラーパネルが太陽熱で発電とか.

「新版 なぜ分数の割り算はひっくり返すのか?(板橋 悟)*1

抽象的思考のうれしさを抽象ぎらいの人に何とか伝えようという永遠のテーマに,新しい試みをひとつ加えようという心意気は買う.でも自分にはちょっと厳しい内容.

たとえば,因数分解は実生活にも役立つことを訴える「料理レシピは,オトナの因数分解!」という項では,

「ここでポイントとなっているのが,豚肉+玉ねぎ+じゃがいも…とたし算にせず,かけ算にしていることです.料理はそれぞれの材料がかけあわさって,相互に作用しあうことで,味に奥行きが生まれたり,思わぬ風味に仕上がりますね」

とあるけれど,自分にはこの部分,すなわち「あるひとつの料理のレシピ構成」には足し算の論理のほうが適切だと思う.「カレーとシチューはほぼ同じ材料,プロセスで作れる料理だが,ルウを変えることでバリエーションを生み出せる」点に着目すれば掛け算だと思うけど.

ここで言いたいことは,足し算・掛け算のどちらがふさわしいかという話でなく(それは単なる言葉遊び),そこは問題意識や切り口によって変化する部分だから,無理に「因数分解」といったキーワードを持ってくると,話がおかしくなるということ.

この本は中学校あたりで数学嫌いになった人をターゲットにしていると思われるので,学校数学のキーワードを入れることが必須なのはわかるけれど,料理と因数分解の間にはやっぱり飛躍があるし,そこを無理に押したところで,ターゲット読者が納得するとは思えない.

とはいえ,いずれにせよ決定版の説明が存在しないところの話なので,自分には合わなくても,この説明がぴったりはまる人が世の中に少しでもいれば,それでよいのだけど.

あと,P151の四コマ漫画はとてもよかった.


*1ISBN: 4413111745
*2ISBN: 4074199572

2016月12月25日()

9時起床.

「明快 四間飛車戦法(鈴木大介)*1

四間飛車の復習.

「思考力を鍛える50の哲学問題(小川 仁志)*1

表題にある「思考力を鍛える」というよりも,よくある疑問50個について,哲学者を一人挙げて,その思想を使って問いに回答例を与える作りになっている.つまり紹介本.

問題数が多いので,ひとつひとつの説明は正直,浅いのだけど,自分の知らない名前がいくつも出てきたので勉強になった(ポッゲ,九鬼周造,デューイ,プロタゴラス,ブロッホ).

ANAのマイレージのクラスがプラチナになった.というか,年末最後の駆け込みマイル修行で押し込んだ.

自分がまさかマイル修行をすることになるとは思っていなかったけれど,海外赴任生活だと飛行機に乗る機会が多いので,特典の効果が絶大なんだよなー.


*1ISBN: 4422750763
*2ISBN: 4905706920

2016月12月26日(月)

9時起床.

クリスマスツリーの片付け.

電器屋さんで懐中電灯を購入.明日からのピラミッド探検のため.

事故処理.相手方に保険の書類を記入させることが完了.思いのほか手間取った.

事故処理.相手のサインが取れたので,保険屋への連絡を始め,もろもろの手続きをスタート.

2016月12月27日(火)

午前中に準備をして,昼からカイロに向けて出発.

今日は移動日で,夜,カイロに着いてからホテルに移動しただけ.エジプトはツアーでの観光がよいと聞き(移動が大変だから),それで手配したので,添乗員の人の案内のままに行動.楽ちん.

夜食にエジプト名物のコシャリを頂く.日本の麺っぽい感じでなかなか行ける.

「カラマーゾフの兄弟〈中〉(ドストエフスキー, 訳: 原 卓也)*1

相変わらず読みやすくはないけれど,物語が大きく動くので,ドラマ的に面白い.


*1ISBN: 4102010114

2016月12月28日(水)

エジプト考古学博物館へ.

ツタンカーメンの黄金のマスクを生で見る.マスクもいいけれど,ツタンカーメンはお墓が丸ごと見つかったため,その周りの品々も大小まとめていろいろ展示されていたのがよかった.ミイラもいろいろ見る.

昼食は地元料理.コフタ,野菜のターゲン(トマト煮込み)と地ビール.

ギザの3大ピラミッド見学.すべてが予想以上にピラミッドだった.クフ王のピラミッドは中まで入る.

その後,太陽の船を見て,ラクダに乗る.スフィンクスも見る.

充実の一日.

2016月12月29日(木)

サッカラへ.

ジェセル王の階段ピラミッド,貴族の墳墓,イムホテプ博物館.

昼食.

モロヘイヤスープ,鳩とヒツジの炭火焼き.

メンフィスへ.

ラムセス2世の巨像,アラバスターのスフィンクス.

ダハシュールへ.

屈折ピラミッド,赤ピラミッド.赤ピラミッドは中を探検.狭い通路の移動で筋肉痛になった.

夜はナイル川クルーズ.エジプトワインを飲みつつ,歌やベリーダンス,タンヌーラ(旋回舞踊)のショーを楽しむ.

クルーズに向かう車中,道が渋滞したのだけれど,(ガイドさんによると)隣のクルマに Mohamed Ramadan というエジプトでナンバーワンの俳優さんがいた.お互い手を振り合う.

エジプト人には自慢できるイベントに違いないけれど,日本人が彼の映画やドラマを見る機会はあるだろうか….せっかくの縁なので,機会があれば見てみたいけれど.

2016月12月30日(金)

今日は帰宅日.

ホテルをチェックアウトし,そのまま空港へ送ってもらう.そのままカイロからブラッセルへフライト.

充実した旅だったけれど,疲れた.夕食は日本のインスタントラーメンで胃袋を癒す.

2016月12月31日()

大晦日.

1月赴任の人が昨日,こちらに到着したので,その方の車の受け取りと生活立ち上げ(買い物と車の運転練習)サポート.夕食も一緒に.こちらは12/31は普通の日なので,スーパーが空いているのは助かる.

今年の振り返り.

目標については,海外赴任中それ自体を学ぶ機会にしようということで,今年は意図的にぼんやりした形にしてました.

身の振り方に関しては,1月付けで昇格が決まったことがいろいろ効いてきそう.正直,いつか帰任するタイミングでそうなる可能性はあると思っていたけれど,任期中は予想外.単純に言うと十分な日本人ポストが欧州にないから.

なので,自分の赴任は来年末で終えるのが,お上のメインシナリオなんだろうなぁ.


日記一覧に戻る
TF <tf@denpa.org>

Last modified: Sun, 01 Jan 2017 21:28:11 ["JST"]