◆8時起床.
◆宿をチェックアウトしてブラッセルに帰宅.
巷に誤解が蔓延している物理現象をきちんと解説する本.自分も適当な理解をしていた話ばかりだったので,とてもためになった.しかし疑似科学派への攻撃(書きっぷり)がちょっとえげつないのが玉に瑕.
◆夜.遠くから花火が聞こえる.
今日が建国記念日だからか.
*1 | ISBN: 4054059163 |
◆9時起床.
◆「キャラクター精神分析: マンガ・文学・日本人(斎藤環)*1」
この題名なのに,中身が「キャラクターとは異なる定義の『キャラ』を論じる本」というのはどうかと思うが,目の付け所は悪くないと思う.お笑い芸人,スクールカースト,アイドル,マンガ,文学(主にライトノベル),ゆるキャラなどを題材にした個々の「キャラ」議論は面白いが,「キャラ」の本質論の部分はサブカル色が濃すぎるのと,論理が微妙なところがあるので総論としてはいまひとつ腑に落ちないといったところ.
◆昼寝.
◆ちょっとお仕事.
*1 | ISBN: 4480432264 |
◆午前中は在宅勤務状態.ヨーロッパ流の長いバケーションでもマネジメント職は自由になれず.日本は普通に動いてるしね….
◆日本と在宅(;_;)での電話会議.9月もドイツ行きかな.
ITビジネスといっても色々あるけれど,この本は「インターネットを使った情報ビジネス」の本.(たぶん)コンサル経験者が書いた本らしく,ビジネスの分類や過去の歴史を整理して語るところはとてもわかりやすく,しっかりした内容.
ただ将来を語る部分は原理を見た分析と,夢,楽天づとめのポジショントークが混ざっている感じでいまひとつ.
また「ウェアラブル」と「ハイコンテクストなコミュニケーション」の組み合わせが未来という点にも同意しがたい.ウェアラブルよりはユビキタスが来るべき未来だろうし,筆者の描「Google Glass で見たものすべてをナマで簡単に共有できるような世界」はむしろローコンテクストの極北で,そこには病理が待っているようにしか思えない.
◆「ぼんくら 上(宮部みゆき)*1」「ぼんくら 下(宮部みゆき)*2」
外国に出ていると時代物がとても新鮮に感じられる.でも主人公は,怠け者ではあるけれど,どう見てもぼんくらじゃないよなあ.
*1 | ISBN: 4140816244 |
*2 | ISBN: 4062747510 |
*3 | ISBN: 4062747529 |
◆日本に本を注文していたが,こちらの郵便局から「税関を通すのに紙を書け」の通知が届く.どこに提出すればいいかもよくわからないけれど….
日本人の先達や現地メンバーの助けを得つつ,なんとか書類を書く.
◆9時起床.
◆スポーツ用品店を散策.
◆知人宅にお邪魔する手土産を買いにワーテルローに行く.チョコを買う.
◆クルマの掃除.
◆掃除機の掃除.
◆「あなたはボノボ、それともチンパンジー?(古市剛史)*1」
チンパンジーは思っていたより戦う生き物だったのか.
◆「セラピストなら知っておきたい解剖生理学(野溝 明子)*1」
セラピストではないけれど,わかりやすそうだったので購入.わかりやすかった.
*1 | ISBN: 4022599995 |
*2 | ISBN: 4798030848 |
◆10時起床.
◆散髪.
◆洗車.
書かれていること,分析はしごく真っ当で説得力があるけれど,アメリカ的グローバリズムが戦争をもたらすのではなく,
食べ物エッセイ.嫌みがないのがいい.
*1 | ISBN: 4087207552 |
*2 | ISBN: 4101184577 |
◆9時起床.
◆今日はドイツへ旅行.ボンとフロイデンベルクを散策.
◆10時起床.
内容は古いけれど,雰囲気はいい.ファラデーのクリスマス公演を見てみたい.
いまひとつ.「『一時的協力理論』ってよいアイディアだよね!」と思い付きで書かれているレベル.
NHKが特集した「無縁社会」について,「それは一方的な見方ではないか.死んだ後に親類や近所が引き取ってくれずに『孤独死』したからといって,その人は生前にちゃんと友人がいて満ち足りていた可能性もある」から始まり,震災のボランティアの話を持ち出して「地縁・血縁だけでなく人が繋がれる可能性がある」と言われても,何とも言えない.
本書は社会学の本として書かれたらしいが,可能性に可能性を繋げた内容なので社会学の体をなしていない.
◆昼寝.15-18時.
*1 | ISBN: 4003390911 |
*2 | ISBN: 4480689249 |
◆今日はどうしても日本とTV会議をしなければならないので,休み中ながら飛び石出社.
◆17:30退社.
◆先週に引き続き,またディズニーランドへ.
年間パスポートの威力は恐ろしい….
◆夕方のパレードを見てからパリ近郊のホテルへ.
本書の舞台になっている岡山県津山市に3年間住んだことがある身としては,タイトル買いせざるを得なかった.
津山藩で起きた一揆を題材にした話で,とても切ない.登場人物の中に根っからの悪人がいないのに悲惨な結末を迎える――というよりは持ち場,立場に忠実な人間ゆえに,結果的にはとんでもなく残酷になってしまう.しかしその中で最後の一線を譲らなかった主人公に心洗われる.
*1 | ISBN: 4758436789 |
◆ディズニーランドで遊んでから帰宅.疲れた.
というか,こっちのディズニーランドはアトラクションが止まりすぎ.まともな運営をしている遊園地とは言えないレベル.
Last modified: Sun, 09 Aug 2015 23:14:00 ["JST"]