2001年10月(中旬)

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2001年10月11日(木)

某電器会社が展示会をやりにきた.

「粗品として1,000 円分の図書券を配っている」という噂に釣られて行ってみたものの,自分が行った時点では餌はすでになくなっていた*1.つまり,先方の思惑に見事に乗せられてしまったわけで,かなり負けた気分.

展示内容は特に見るところなし.

「稼動率 99.999% で年間 5 分しか止まりません」な redundant な作りの筐体がやたらでかくて目を引かれたけど,Windows2000 Advanced Server 専用というのが何とも. そりゃまあ,この手のものは OS とセットにしないと話にならないんでしょうけど,それが Windows 2000 で大丈夫なのだろうか….

"Due to the continueous threat of the terrorism, I will not be traveling on this trip."

かぁ….

職場のバーベキュー大会をさぼる.

この御時世にみんなで牛というのはともかく,「最近,交通事故が多いのでビールはダメ」というのが最悪. 素面でバーベキューをやって,いったい何が楽しいんだ!

もちろん飲酒運転をやるつもりはなくて,飲むなら飲むでそれなりの手を打つという意味です. 念のため(^_^;

22:30 退社.

xjman を少し.


*1 もらった粗品はクリップ入れ.これが必要になる状況はまったく思いつかない….

2001年10月12日(金)

明日はガラス細工をしにいく予定と思っていたら,実はそれは来週だった. そこでほっとするあたり,疲れすぎという感じでいかん.

ガラス細工と言えば,高校の頃はちょっとハマっていた時期があった. といってもガラス細工そのものじゃなくて,

  1. 細いガラス管の真ん中あたりをバーナーであぶってから,息を吹き込んでふくらます
  2. その中に希塩酸を電気分解してできる気体を入れる
  3. これに火のついたマグネシウムのリボンを近づける

とやって爆発させる実験の作業. いわゆる塩素爆鳴気.

これがいい音を出すのが結構好きで,気が向いたときには放課後の化学室で遊んでいた*1んだけど,今思い返すと何だか危ないやつみたいだなぁ.

22:30 退社.

へろへろなのでとりあえず寝ます. 今週も疲れた….


*1 化学の先生と仲がよかったので,結構好き勝手に遊んでいた.

2001年10月13日()

16:40 起床.

今日は休息日….

2001年10月14日()

6:30 起床. と思ったけど,ちょっと本を読んでから二度寝して,結局 11:30 起床.

散髪および生活物資の補充. 近所のスーパーが改装セールをやっていたので,1〜3割引の洗剤やら防虫剤をごっそり買い込む.

それから秋・冬物の服を調達.

Air H" 導入作戦最終ステージ.

今週は Air H" デモ端末の前に説明員のお姉さんがいたので いろいろいじめて相談してみる.

その一環として,無理を承知で Air H" の端末を(自宅でのテスト用に)ちょっと借りたいと頼んでみたら,「それはダメですけど…」と電波確認用の PHS を渡される. ちょっと思惑とは違うけど,せっかくなので,これを借りてからいったん帰宅して電波の具合を調査. 悪くない感じ.

ということで,この際,一気に 1 年契約することにする*1

2 年目以降の年間契約は自動継続で,その途中解約の手数料は 2K 円とのこと. なので,微妙なタイミングで止めるときは契約の切り替えを忘れないようにしなければ.

帰宅. 買い込んだ衣装の大袋を空けてみると,謎の冊子が入っていた.

見ると「取り消し,返金,返品交換処理伝票」の束だった. なんでそんなものが混入するかなあ. UNIQLO さん,勘弁してください.

しかし,ぱらぱら伝票を眺めてみると,それはそれで結構面白い.

気を取り直して Air H" の設定.

事務手続き
まずは Biglobe 側の追加申請. 追加料金は不要なのはポイント高いけど,「使用します」ボタンを押すだけなのにわざわざ設定がいるのだろうか. 電話回線との排他処理でもするためかな?
ノートPC(Air H" ゲートウェイ)
とりあえず IP masquarade を設定.
echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward
insmod ipchains
ipchains -A forward -s 192.168.1.0/24 -d 0.0.0.0/0 -j MASQ

ちょっと安易すぎるかな….

メインのデスクトップ機 (Debian potato)
/etc/networks/interfaces を書き換えて,ゲートウェイをノートPCに向ける. それから,生活必需品の pop3, cvs + ssh, http が使えることをとりあえず確認.

UNIQLO に電話.

「袋を開けたら伝票の束が入ってたんですけど…」で話が通じた. 23 時頃にこちらに取りにくるとのことなので,家の場所の概要を説明.

しかし,(番号通知を使ってるにせよ*2)こちらの電話番号を口頭で確認しないのは,ちょっと気持ち悪いぞ.あと,こういった場合には,お土産を期待してもよいのだろうか.

早速,繋ぎっぱなしモードに突入.

遅い接続とはいえ,使い放題はやっぱり気が楽でいいです. 無線式なので出先でも使えますしね…って,そっちがもともと想定されている使い方か(^_^;

UNIQLO のひとが来ません.

まあ,次に行くとき(何ヶ月後か知らないけど…)にでも届けてあげようか.

「安心社会から信頼社会へ(山岸俊男, 中公新書)*3」読了.

この前に読んだ「インターネット的」で取りあげられていたので何となく読んだのだけど,非常に面白かった. お勧め. といっても,糸井重里が言っている「正直は最大の戦略である」という主張はないし*4,面白かったのはそういうところではありません.

最初に「信頼/安心」の概念を区別し(自分は今までそうしてなかった),その上で「信頼」に関する実験で被験者たちが示す傾向/特徴を洗い出し(ちょっと意外な結果だった),そしてその結果を分析するという教科書通りのプロセスがぴったりはまっているのが読んでて面白い. 小難しい前提知識も不要で,素人でもちゃんとわかるように書いてあるし.

ただ,被験者が(おそらくお手軽に集められる)学生ばっかりで偏りがありそうなことが気になったんだけど,この手の実験ってそんなものなのだろうか.

mozilla のソースの wget を仕掛けて寝る.


*1 というか,途中契約の違約金は 4K 円なので,とりあえず 4 ヵ月続けたら途中解約でもモトは取れるとのことです(^_^;
*2 番号通知使ってなくて,うちの番号を知らないままだったら間抜けすぎる(^_^;
*3 ISBN: 4-12-101479-0
*4 筆者の主張は「社会のしくみに適応して戦略が取られる」なので,社会のしくみに前提をおけばそうなるとは言える.ただ,インターネット社会がそうであるとは言い切れないと思うけど….

2001年10月15日(月)

月曜からへろへろ.

22:30 退社.

今日の apt-get: update, locale-ja(remove), dist-upgrade.

すなわち woody への移行(参考文献). しかし何時間かかることやら(^_^;

仕掛けたらとりあえず寝よう.

apt-get remove locale-ja したら,いきなりパッケージの大量入れ換えが始まったけど,これでよいのだろうか…?

28 時半くらいに remove locale-ja が終了. これはなんか,しなくてもよかったような雰囲気だけど,まあいいか(^_^;

続けて dist-upgrade したらやっぱり大量のパッケージが upgrade される模様. なんでこういう挙動になるのかはよくわからん….

さっきの総入れ換えとは別物なのだろうか.

うう,寝よう….

2001年10月16日(火)

へろへろ. 試供品でもらってきたリゲインの錠剤*1も尽きた….

22:30 退社.

帰宅. woody へのアップグレードに失敗してた. とほほ.

dpkg: /var/cache/apt/archives/xlibs_4.1.0-6_i386.deb の読み込みエラーです(--unpack):
から,X 系の依存関係が全滅しているあたりが敗因か….

とりあえず,エラーメッセージに従って "apt-get -f install" を実行. これで大丈夫かどうかはちょっと不安.

しかも今日は Air H" の調子が悪い. 時間帯の問題かなぁ. ファイルのダウンロードの速度が 1KB/s を下まわってる…(T_T).

NHK の夜のニュース. 10:55 なのに「11 時 55 分になりました」と言っていた.

News23 を見てたらビル・ゲイツのインタビューをしていた. あたりさわりがなさすぎて面白くなかった.

"apt-get -f install" は無事に終わったようなので,あらためて "apt-get dist-upgrade" を実行.

うーむ,朝になっても終わらなそうだ.

でもまあ,日が変わったらダウンロード速度は 3KB/s 強くらい出るようになった. 22〜23 時ごろは注意すべき時間ということか.

インストールがまたこけていた.

dpkg: /var/cache/apt/archives/jed-common-ja_0.99.10.jp0-3.2_i386.deb の読み込みエラーです(--unpack):

再び "apt-get -f install" で回避.

apt-get: leafnode (remove).

設定のところで,設定してないどこかのニュースサーバを見に行こうとしてだんまりになるので remove.

これで,一通りうまくいったかと思ったが,どうやら甘かった. パッケージは全てちゃんと入っているようだけど,dselect を実行すると,ファイルを山のように remove しようとする現象が発生.

dpkg -l してみると,大部分のパッケージで Desired の項目が "r" になっている. apt-get remove してから apt-get install しなおすと "i" になるので,パッケージデータベースが何かのはずみで勘違いをしてくれた模様….

再インストールせずにまとめて直す方法はないのかな….


*1 気分だけなんですけどね(^_^;

2001年10月17日(水)

元気がないので 18:30 退社.

今日の apt-get: sawfish (sawfish-gnome), gnome-session, gnome-control-center, gnome-applets, kterm, ruby, apt-utils, wl, mew(remove), mew-bin(remove), xserver-vga16(remove), xserver-svga(remove), xserver-common-v3 (remove), gimp1.2, dia.

sawfish をインストールしても, 自動では GNOME のウィンドウマネージャ 選択には追加してくれなかった. (追記: sawfish-gnome を入れれば OKでした.)

ruby はやっとパッケージでインストールできるようになった. 使いたいのは 1.6.x なのだけど*1,potato のは 1.4 なので自分でインストールしてたのでした.

apt-utils は,apt-get が "debconf: (not preconfiguring packages since apt-utils is not installed)" と怒るのでインストール.

メール環境も Wanderlast に切替え. woody では mew が 2.0 になっている(IM を使わなくなった)けれど,ほぼダイアルアップな環境だと IM を使うほうが設定・運用が楽なので. 設定はこちらを参照

XFree86 3.3.6 関連のパッケージもいくつか残っていたので削除. 3.x と 4.x の共存はどういうポリシーなんだろう?

Emacs の日本語入力の既存の設定が使えなくなっていたので,set-language-env で処理. 便利.

メモ:

fuser <ポート番号>/tcp
で,そのポートを listen しているプロセスの id が取れる.

xjman を少し作業. あれ? cvs (+ ssh) がうまく動かない….

dsl.gr.jp に ssh でログインはできるんだけど,何が悪いんだろう. (ssh の入れ換えで public/private key の不整合が起きたと思うんだけど.)

ndtpd の設定の方法が変わって動かなくなっていたので再設定. apache, apache-ssl も動かなくなっていたので再設定.

このあたり,apt-get 一発で移行できるようでなかなか手間がかかる….

tips どうもです :-) 確かに sawfish-gnome を入れれば OK でした. すでに手動で登録しちゃいましたが(^_^;

ruby の件は一応知ってましたが,potato 標準のものとバージョンが混ざるのも気持悪いというか,公式版と独自版でバージョン番号やインストール先のパスをどう折り合いを付けてくれるのかがよくわからなかったので /usr/local に自前で入れました.


*1 xasahi などが理由.

2001年10月18日(木)

23:30 退社. 体力が持たない….

今日の apt-get: xserver-svga, libgtk-ruby, imagemagick.

xserver-svga は機能消したものの復活. (xfree86-common のバージョンが 4.1.0 なのに)バージョンが 3.3.6 とあったので脊髄反射で消したけど,そうしたら X が立ち上がらなくなった(^_^;;

あらら,おかまいなく(^_^;

xasahi の開発環境とバージョンを合わせること以外にも,古いバージョンの ruby はすぐダメになってせつないということもありますので(なので,言語仕様うんぬん以前の問題で ruby は好きじゃないです). 移行の直接のきっかけはこのあたり

古いバージョンで困るというと,potato では mpg123 (--remote が使えないバージョン), PostgreSQL (参照制約の使えないバージョン)あたり. これが woody への移行を図っている主な理由でもあります.

2001年10月19日(金)

US からのお客さんをお迎え. いろいろ

夜は welcome party.

話題は love affair から war against terrorism とかいろいろ. Afghanistan の話は自分が振ったのだけど,思ったよりずっと過激な反応があってびびる.

今週はさすがに疲れたので早く寝ます. 明日は朝も早いし.

2001年10月20日()

土曜なのに早起き.

ガラス工芸体験に行く.

指導のお兄さんは,最近 TV チャンピオンに出たらしい. 見てないけど.

作ったのは簡単なコップだけど,融かしたガラスをいろいろいじる(ものが融けるくらいの高熱を扱う)のも面白い.

最近,車のエンジンがきゅるきゅると鳴るのでピットイン. ファンベルトとテンショナーを交換することに.

まだ保証期間内なので,テンショナーの部品代と工賃は無料. ただしファンベルトは消耗品扱いで保証外なので買うことにする(\7,000 円). ついでにちょうど時期が近付いてきた法定点検も済ませることにする.

名古屋で飲み. 沖縄料理の店.

沖縄民謡のライブ演奏を*1があったりして,結構おもしろかった.

料理はおおむねおいしかったけど,豆腐を泡盛に漬けて発酵させたもの(名前失念)はキツかった. 山羊の肉を刺身で食べたのは初めてかも. 沖縄は山羊エリア(?)なのも知らなかった. しかし山羊の乳は飲まないそうで,アルプスの少女風の乳飲みはできないらしい.

カラオケに行ってから 25時帰宅.


*1 毎日 20:30 からやっているとのこと.

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TF <tf@denpa.org>
Last modified:Sun, 30 Jan 2005 0:49:18 JST