てんしのはしご for X/SDL
概要
てんしのはしご for X/SDL は，Studio Air の「てんしのはしご」を UNIX 環境で動かすためのソフトウェアです．
フロントエンドとしては Xt 版および SDL 版を用意しており，どちらか好きな環境でプレイすることができます．
動作環境
開発・動作確認は Linux 2.4.10 + XFree86 3.3.6 (Debian GNU/Linux, woody)で行っています．
また，
- FreeBSD 4.4-RELEASE + XFree86-3.3.6
- FreeBSD 4.5-RELEASE + XFree86-4.2.0
の環境での動作報告を頂いています．
ただし，Linux 固有の機能はほとんど使っていないため，X11 が動作する環境といくつかのソフトウェア/ライブラリがあれば，他の UNIX 系 OS でも動作すると思います．
必要なソフトウェア/ライブラリについては，「必要なもの」の項目を御覧ください．
ファイル配布
正式リリース版の最新アーカイブは次のリンクからダウンロードできます．
- バージョン 1.0.0(197,803 bytes)
上記アーカイブ以外にも，以下のものが必要となります．
どのフロントエンドでも共通で必要なもの:
- 「てんしのはしご」オリジナル製品版 (Windows95/98/Me/2000 用)
- てんしのはしご for X/SDL はオリジナル製品版のデータを参照して動作します．
したがって，当然オリジナル製品版が必要なので各自で購入してください．
Xt フロントエンドに必要なもの:
- OSS 互換のサウンド環境 (なくても可)
- ボイスの再生に使用します．
- mpg123(なくても可)
- BGM の再生に使用します．
mpg123 固有の機能(リモート制御機能)を使っているため，他の mp3 player を代わりに使うことはできません．
- EsounD (なくても可)
- ボイスと BGM の合成に使用します．
これがない場合，ボイスと BGM の同時再生はできません
(多重再生が可能なサウンドカードを使っている場合はこの限りではありません)．
SDL フロントエンドに必要なもの:
- SDL-1.2, SDL_mixer-1.2, SDL_ttf-1.2
- SDL 本体以外に SDL_mixer, SDL_ttf ライブラリが必要なので注意してください．
インストール方法&操作方法
付属のドキュメント(README.X11, README.SDL)に従ってください．
既知の問題
- 画面効果などの細かい動作がオリジナル版と異なる
- 音楽モード未対応
- 設定画面で音量の設定ができない
他にもいろいろあるはずなので，気づいたらぜひ教えてください．
修正パッチも大歓迎です．
関連リンク
- Studio Air
- 言わずと知れた開発元のページです．
- 娯楽用アプリケーションの異機種間データ共有の試み@千熊屋さん
- 各種ゲームを非ネイティブ環境で動かすプログラムについてのリンク集です．
- てんしのはしご to SEVEN
- 解析や Palm に関してお世話になっている Yossy さんによる，てんしのはしご for Palm の従姉妹アプリです．
PocketPC でてんしのはしごを遊べます．
- てんしのはしご for Palm
- てんしのはしご for X/SDL の妹ソフトです．
Palm デバイスでてんしのはしごを遊べます．
謝辞
てんしのはしご X/SDL の開発にあたっては以下の方々の御協力をいただきました．
たいへんありがとうございます．
- 田尻さん．
SDL フロントエンドの作者さまです．
- くわがたさん．
MGL2 フロントエンドの作者さまです．
- Yossy さん と %mobiledev:*.jp のみなさま．
画像およびアーカイブに関する解析情報を教えていただきました．
- さみーさん．
スクリプトに関する解析情報を教えていただきました．
また，文字コード変換のコードを SDL フロントエンドで利用させていただいています．
- 渡邊剛さん．
denpa.org の CVS リポジトリを用意していただきました．
最後になりますが，「てんしのはしご」という面白いゲームを世に出してくださった開発スタッフのみなさまに深く感謝します．
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TF <tf@denpa.org>